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v6からの移行

Node.jsのサポート

ViteはEOLに達したNode.js 18をサポートしなくなりました。Node.js 20.19+ / 22.12+ が必要です。

デフォルトのブラウザターゲットの変更

build.target のデフォルトのブラウザ値が、新しいブラウザに更新されました。

  • Chrome 87 → 107
  • Edge 88 → 107
  • Firefox 78 → 104
  • Safari 14.0 → 16.0

これらのブラウザバージョンは、2025-05-01時点でのBaseline Widely Available 機能セットと一致します。つまり、それらはすべて2022-11-01以前にリリースされたものです。

Vite 5では、デフォルトのターゲットは'modules'という名前でしたが、これは利用できなくなりました。代わりに、新しいデフォルトターゲット'baseline-widely-available'が導入されました。

一般的な変更点

SassレガシーAPIのサポートを削除

計画通り、SassレガシーAPIのサポートは削除されました。ViteはモダンAPIのみをサポートします。css.preprocessorOptions.sass.api / css.preprocessorOptions.scss.api オプションを削除できます。

非推奨機能の削除

  • splitVendorChunkPlugin (v5.2.7で非推奨)
    • このプラグインは元々Vite v2.9への移行を容易にするために提供されていました。
    • 必要に応じて、チャンクの分割動作を制御するためにbuild.rollupOptions.output.manualChunksオプションを使用できます。
  • transformIndexHtmlにおけるフックレベルのenforce / transform (v4.0.0で非推奨)
    • インターフェースをRollupのオブジェクトフックに合わせるために変更されました。
    • enforceの代わりにorderを、transformの代わりにhandlerを使用する必要があります。

詳細

ごく一部のユーザーにのみ影響するその他の破壊的変更があります。

v5からの移行

まず、Vite v6 ドキュメントのv5 からの移行ガイドを確認し、アプリを Vite 6 に移植するために必要な変更を把握してから、このページの変更に進んでください。

MIT ライセンスで公開。(083ff36d)